商品の詳細
著者 | 佐々木 直亮 |
---|---|
判型 | A5 |
ページ数 | 146 |
ISBN | 9784804114934 |
発行日 | 2024-12 |
在庫 | 在庫あり |
---|---|
価格 | ¥2,860 (税込) |
商品内容解説
●1992年発行の『食塩と健康』を、表紙を差し替えて復刻しました。
著者は、東北地方で若い世代に多発していた脳血管疾患についての疫学的研究を展開し、
その予防のための手がかりとして食塩摂取による疾病発生論的意義を指摘しました。
また、りんごの成分に高血圧予防の効果があることも初めて指摘しました。
本書では特に食塩に焦点をあて、過去数千年前の記録から現代の調査研究まで、塩と人の関わりをまとめています。
さらに胃がんと食塩の関係について徐々に科学的証拠が明らかにされてきた当時の流れを身近に感じることができます。
【著者紹介】
佐々木 直亮(1921-2007)
1956年弘前大学医学部教授(衛生学)に就任。1986年退官、弘前大学名誉教授の称号を授与される。1983年青森県の特産物であるりんごの高血圧予防効果を世界にさきがけて指摘したことにより木村甚弥賞(りんご顕彰会)、2002年青森りんごの発展に貢献した功績により青森りんご勲章を授与された。
昭和30年代に撮影された写真群は28,000コマを超える膨大なネガフイルム群で、2010年青森県立郷土館に寄贈されデジタルアーカイブとなっており、その一部は「人々と生活と」という写真集として医学関係者に配布された。